ブランドジュリエ paris通信 ーコートダジュールの夏 2020ー

コートダジュールの夏 2020
 

前回の南仏ムージャン村バーチャル旅行、
大変ご好評をいただき嬉しい限りです!

今回はその後編として、8月末のコートダジュールへ!

 

カンヌ、アンティーブ、ニースへお連れいたします。

まずはカンヌから。

カンヌといえば、カンヌ映画祭ですね。
会場のパレ・ド・フェスティバルの写真はありませんが、
シュロの並木が続く海岸通りのカットを。

これが日常の世の中があるのだ、と、
久しぶりに訪れ圧倒されました。

実は私、1994年に5ヶ月間、
カンヌでフランス語を学んでいます。
1993年当時
カンヌ国際学院と呼ばれていた、カンヌ国際キャンパス。
とてもいい学校でした。
フランス19世紀の作家
ポール・ヴェレリーが創立した学校です。

当時、カンヌ国際学院の学生たちが通っていた
海沿いのレストラン「イタリアンカフェ」は健在でしたが、
とてもグレードアップされていたので、
隣のタバコ屋さん兼カフェで一休み。
ディアボロ・モントを注文。

「ディアボロ・モント」は、
ミントシロップをレモネードで割った飲み物。
初めてみたときは、メロンソーダかなと思いました。
フランスの子供たちは、このディアボロ・モントや、
ザクロシロップの
ディアボロ・グロナディンヌをよく飲みます。
ディアボロ・グロナディンヌの方は、
日本ならきっとイチゴシロップのはず。
メロンがミントになって、イチゴがザクロになる。
文化は面白いです。

このタバコ屋さん兼カフェはとても居心地が良かったので、
翌日もここで一休みしました。
この日はレンタカーを返却した後だったので、
パスティスを注文。

パスティスは、きっとご存知の方も多いですね。
南仏を代表するリキュールです。
八角の香りたつリキュールは、
地中海沿岸地域に共通していて、
味わうたびに時間旅行へいざなわれます・・・

ギリシャのウゾ、トルコのラキ、
レバノンやシリアのアラック・・・
地中海が文化の母体だった時代が確かにあったのだ、と・・・(ただののんべえですが)

 

ちなみにトップ画像がカンヌのビーチなのですが、
初めてカンヌの海を見たとき、
海水の透明度に驚いたことを思い出します。

きれいな海は世界中にたくさんあると思いますが
(例えば、沖縄ですとか)、
都市と青い海が共存する世界があることに驚いたのです。

カンヌ映画祭の会場パレ・ド・フェスティバル前の
ハーバーにも、こんなに魚がいましたよ。

続いて、アンティーブ!

カンヌからわずか5kmのところにある港町アンティーブが、
私は多分、コートダジュールでいちばん好きです。
チャーミングな旧市街、砂のビーチ、ヨットハーバー、
プロヴァンスのマルシェ・・・

ここには全てがある!

ピカソ美術館、ペイネ美術館も見逃せません。

アフターコロナ、ウィズコロナの2020年夏、
アンティーブのプロヴァンスマルシェは
マスク着用が義務でした。
このマスク着用義務は、
地域の条例によって様々なので、注意が必要です。

この後滞在したニースでは、
街中どこでもマスク着用が義務でした。
(ちなみにパリに帰ったら、
その日から全域でマスク着用が義務付けられていました!!)

 

南仏の露地野菜が集まるマルシェ、
見ているだけでも元気が出ますね。
生鮮野菜が発する「気」が、ものすごい!!!

このマルシェで、念願のソッカを食べました。

ソッカは地中海地域にみられる食べ物のようですが、
私が人生で初めて食べたのはニースで、
「ニース名物」だと聞かされました。
フランス語のウイキペディアを見ると、
やはり「ソッカはニースの名物料理」と出てきます。
ヒヨコ豆の粉を水でといて、オリーブオイルで焼き上げる、
ただそれだけの一品。味付けは、塩コショウのみ。

シンプルなだけに美味しく仕上げるにはコツがあるそうで、
ソッカ職人によると、銅鍋を使い、
土のかまどで、薪の炎で焼き上げること!

ここアンティーブのプロヴァンスマルシェのご夫婦は、
熟練の流れるような作業で、行列するお客さんに
焼き立てソッカをサーブしていました。
一切れ2.5ユーロ。これがおいしいからびっくりです。

南仏の太陽のマジックかもしれません。

アンティーブのプロヴァンスマルシェ周辺には、
とても気の利いたショップが集まっています。
このカゴ専門店、
階段に合わせたユニークなカゴを販売していました・笑

布屋さんも素敵でしたが、写真がなく・・・ごめんなさい!

最後はニースで締めくくりです。
ニースは、
芦屋ブランドジュリエオーナーの中川さんにとっても、
特に思い出深い土地だと伺っています。

下の写真の奥の方に、かの有名なホテル・ネグレスコの、
ピンクのクーポルが見えますか・・・?

 

私がニースに一泊したこの日、2020年8月27日は、
ツールドフランスの前夜祭のようなものがあって、
ホテル真正面の公園がステージ、
周辺は交通規制が敷かれ、大変な思いをしました。

#ILOVENICE などのインスタレーションは、
そのためのようでした。

ちなみに以下、
2020年8月28日朝9時半の各地のお天気です。

ニース25度晴れ時々曇り、
ロンドン14度雨、
ブリュッセル17度晴時々曇り、
パリ17度雨、東京は午後4時半頃で33度晴れ

東京はともかく、同じヨーロッパでこの違い!!

クオリティーオブライフという言葉が、
人々の頭をよぎるわけです。
あー・・・ため息が出そうになりますが、
パリ暮らしももちろん好きでして・・・


*ニース解放75周年の式典に遭遇

 

このスクリーンショットを撮りながら、
私は旧港方面へと歩いていました。
ホテルのレセプショニストに教えてもらった、
小さなビーチへ行くために。

そのビーチがこちら。

海岸通をドライブしていると、
こういう魅力的なミニビーチに出くわします。
ここは、
ル・プロンジョワール(飛び込み台)という名前のレストランの脇にあり、
本当に3段の白い飛び込み台が海に迫り出していました。
次回はこのレストランへ行きたいなあ。
眺めが最高のはず!!

https://www.leplongeoir.com

 

でもビーチは、私にはちょっと小さすぎたかも知れません。泳ぐ時に岩が怖いのです・笑

ホテル前のビーチはこんな感じでした! 
ニース、って感じ!!

ニースのビーチは石。カンヌのビーチは砂。

カンヌ国際学院の先生が、
「街ならニース、ビーチならカンヌ」
と言っていたことを思い出します。なにせ石は、足が痛い。
こう眺めている分には美しいですがね。


*南仏らしい色が印象的な、ニース旧市街!

 

そのホテルは、
旧市街とビーチへのアクセスのいい所を選んだのです。
料金110ユーロちょっとお安かったので
内装はそれなりでしたが、
リニューアルされたばかりで清潔。一人旅には十分でした。

ニース旧市街にてディナー。
このレストランはデザートまで全て自家製、
大当たりでした!
地元のロゼと、ニース名物料理の盛り合わせ。

ラタトゥイユ、グリルしたパプリカのマリネ、
ピサラディエール(玉ねぎのピザのようなもの)、
ブレット(葉野菜)のトゥルトー(ほのかに甘いタルト)、
ナスとズッキーニの天ぷら、トマト・モッツァレラ、生野菜。

本来はこれに、肉詰め野菜のグリルが入るのですが、
肉を食べないことを伝えると
天ぷらを多めにしてくれました。

これだけで幸せ。
一人旅って、
特に贅沢しなくても、最高に贅沢だと思います!!

デザートはまたカフェグルマンにして、
小さなデザートをいろいろ食べました。
パンナコッタが美味しかった〜。しめて28ユーロ!


*ホテルからの眺め。ニースの朝。

翌日、ニースからT G Vに乗って、パリへ。

さよなら、地中海! また近いうちに!!

 

ムージャン村に2泊、ニースに1泊、
たった3泊4日の小旅行でしたが、
ほぼ26年ぶり?の一人旅は、
いろいろなことを思い出させてくれました。

自分で決めて自分で動くということ。
それが全て自分の責任で、
全て自分の自由だということ、などなど。

 

むかーしマドンナが言いました、
「もしあなたが夢をもったなら、
その夢を叶える責任があなたにはある」と。

そして思います、
「自分を幸せにできるのは自分だけだよ」と。

 

また一人旅に出たいです。

それではまた、アビアントー!

 

 

 Keiko SUMINO-LEBLANC
 パリ在住ライター・コーディネーター 日仏語翻訳者

 1997年からパリに移住。
パリでの結婚・子育てを経て
フリーランスライター・コーディネーターとして活躍中。食とライフスタイルを専門とするジャーナリストとして、
フランス、日本の数々の雑誌・メディアに寄稿。また、翻訳家として単行本も共著。

keiko’s paris journal <パリ通信 – KSL> パリのライフスタイルを更新中

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